■Friendship30(3)



世界中に自らの足を運び、様々な国の思想とテクニックを学び
独自のスタイルを追求し続けるグレゴール・レルシュ。


ワールドカップの結果は、少なからず二人のその後の人生に影響を与えたに違いない。

グレゴール・レルシュは、期待された成績を残せなかった悔しさをバネとするかのように、ヨーロッパを含めた各国でデモンストレーションとセミナー、展示会などを精力的に開始する。その国数の多さから、まさにワールドツアーの様相を呈するのだが、彼の本当の目的は、世界各地のフラワーデザインの優れたテクニック、思想、アプローチ方法などを、自らのスタイルに取り入れ、確固たる「美」を追求し確立することにあったようだ。

クマさんのような風貌、明るい性格、楽しい語り口とその優美なテクニックに人々は魅了されるが、その内面にはドイツ人特有の勤勉さと意思の強さが隠されており、彼の強靭な精神は修行僧のようなストイックさによって支えられているという事が容易に想像できる。

その後の彼の功績は、皆さんご存知の通り。
国内外で数々の賞や金メダルを受賞。現在でも世界30カ国を飛びまわりショーやデモンストレーション、展示会を催し、指導者としても高い評価を受け、フラワーデザイン分野における現代最高のトレンドリーダーとして国際的に賞賛され続けているのだ。


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